日本代表に激震が走った。モナコMF南野拓実(30)が左膝前十字靱帯断裂。北中米W杯開幕まで残り半年という状況での重傷に、「出場は絶望的」との声が広がっている。だが――それでも強調したい。森保ジャパンにとって、8番・南野拓実は“外していい選手”ではない。
前十字靱帯断裂は全治9〜12か月が一般的。半年での完全復帰は現実的に厳しい。それは事実だ。しかし、近年は医療とリハビリの進歩で「想定より早い復帰」を果たした例もある。ファン・ダイク(リバプール)をはじめ、判断力とポジショニングで勝負するタイプは、復帰後に再びトップレベルへ戻ったケースが少なくない。
南野も同様だ。爆発的なスピードに頼る選手ではなく、ゴール前の嗅覚、ワンタッチ、連係で違いを生むMF。仮にコンディションが万全でなくても、限定起用・途中出場で試合を動かせる稀有な存在だ。
そして見逃せないのが、森保ジャパンで背負う「8番」の意味である。
南野は単なる攻撃の歯車ではない。中盤と前線をつなぎ、試合の流れを読み、修羅場でボールを引き取れる選手。久保建英や三笘薫が外で勝負するなら、中央で“決断”を下すのが南野だ。
W杯はリーグ戦だけではない。90分で終わらない試合、延長、PK戦――。そうした極限の場面で必要なのは、経験と覚悟を持つ選手。カタールW杯を戦い抜き、欧州CLでも結果を残してきた南野の存在価値は、数字以上に重い。
たとえフル稼働が無理でも、帯同、ベンチ、途中投入という選択肢は残る。8番がベンチにいるだけで、相手は警戒し、日本は落ち着く。それがW杯だ。
「半年では無理」
その判断を下すのは簡単だ。だが、簡単な判断で勝てるほど、W杯は甘くない。
森保ジャパンは8番・南野拓実を、最後まで待つ覚悟があるのか。
それが、北中米W杯の命運を分ける――。
前十字靱帯断裂は全治9〜12か月が一般的。半年での完全復帰は現実的に厳しい。それは事実だ。しかし、近年は医療とリハビリの進歩で「想定より早い復帰」を果たした例もある。ファン・ダイク(リバプール)をはじめ、判断力とポジショニングで勝負するタイプは、復帰後に再びトップレベルへ戻ったケースが少なくない。
南野も同様だ。爆発的なスピードに頼る選手ではなく、ゴール前の嗅覚、ワンタッチ、連係で違いを生むMF。仮にコンディションが万全でなくても、限定起用・途中出場で試合を動かせる稀有な存在だ。
そして見逃せないのが、森保ジャパンで背負う「8番」の意味である。
南野は単なる攻撃の歯車ではない。中盤と前線をつなぎ、試合の流れを読み、修羅場でボールを引き取れる選手。久保建英や三笘薫が外で勝負するなら、中央で“決断”を下すのが南野だ。
W杯はリーグ戦だけではない。90分で終わらない試合、延長、PK戦――。そうした極限の場面で必要なのは、経験と覚悟を持つ選手。カタールW杯を戦い抜き、欧州CLでも結果を残してきた南野の存在価値は、数字以上に重い。
たとえフル稼働が無理でも、帯同、ベンチ、途中投入という選択肢は残る。8番がベンチにいるだけで、相手は警戒し、日本は落ち着く。それがW杯だ。
「半年では無理」
その判断を下すのは簡単だ。だが、簡単な判断で勝てるほど、W杯は甘くない。
森保ジャパンは8番・南野拓実を、最後まで待つ覚悟があるのか。
それが、北中米W杯の命運を分ける――。
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