• 🇪🇸ラ・リーガ第25節
    試合結果:FCバルセロナ 3-0 レバンテUD
    得点者 :ベルナル(4分)、デ・ヨング(32分)、フェルミン(82分)


    ■ 2点リードで折り返し。今日は“良い時のバルサ”

    前半を2-0で終えた時点で、勝利の匂いは濃厚だった。

    この日のバルサは、明らかに完成度が高い。
    裏抜けが頻発し、バイタルエリアにもペナルティエリア内にも確実に人がいる。
    ボールを「持たされる」のではなく、「動かして崩す」形が作れていた。

    もちろん、ハイラインの背後を突かれる“いつものリスク”は健在。
    だが、それを差し引いても今日は明確に試合を支配していた。



    ■ 左が機能。ハフィーニャ×カンセロが試合を動かす

    この日は右よりも左が圧倒的に良かった。

    内側を取るハフィーニャ、外側を取るジョアン・カンセロ。
    この関係性が見事にハマった。

    特にカンセロは別格。
    仕掛ければ抜ける。クロスは正確。判断も速い。

    攻撃を牽引していたのは間違いなく彼だ。

    相手がレバンテという前提はある。
    それでもコンディションが上がっているのは明白。
    攻撃面では明確な“戦力アップ”だ。

    このパフォーマンスはアレハンドロ・バルデへの刺激にもなるはず。
    左サイドの競争は確実にレベルを引き上げる。



    ■ ベルナル×フレンキー、極上のドブレピボーテ

    マルク・ベルナルとフレンキー・デ・ヨングのドブレピボーテは圧巻だった。

    2人とも「運べる」。
    相手の背後で受けられる。
    そこから展開できる。

    そして何より、攻撃の“リズム”を作れる。

    テンポ、パスの差し込みどころ、全体を一段引き上げる判断。
    彼らが触るたびにチームの質が上がる。

    個人的にも、かなり好みの組み合わせだ。



    ■ ヤマルの違和感と判断力

    一方でラミン・ヤマルは本来のキレがなかった。

    ラマダンの影響もあるのか、身体の鋭さだけでなく判断にも迷いが見える。
    クンデが空いている場面で使わない。
    中盤と連動した方が良い局面で強引に仕掛ける。

    普段なら見せない選択が目立った。

    怪我予防も含め、早めにローテーションしても良かったかもしれない。
    結局交代は88分。

    若さゆえの波。
    それでも最後まで走り切ったのは評価すべきだ。



    ■ 3-0快勝。ノーストレスの首位奪還

    後半も完成度は落ちず、最終的に3-0。

    今日は前半も後半も“良い時のバルサ”。

    悪い時は――
    ブロック前でボールを回すだけ。
    オフザボールの動きが少なく、一人ひとりの保持時間が長い。

    良い時は――
    背後への動きが増える。
    バイタルに人がいる。
    テンポが速い。
    プレスも速い。

    今日は完全に後者だった。



    ■ 総括

    ・裏抜けの多さと流動性
    ・左サイドの爆発力
    ・完成度の高いドブレピボーテ
    ・ペドリ復帰
    ・カンセロ復調

    久しぶりの清々しい、ノーストレス勝利。

    この内容を“再現”できるかどうか。
    それが今後の優勝争いを左右する。

    だが少なくともこの夜、
    バルサは完成形に近い姿を見せた。
  • profileImage

    Culeのタケチッチ

    Xでバルセロナを中心にサッカーについて投稿しています!